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Re:ゼロから始める異世界生活  作者: 鼠色猫/長月達平
第八章 『ヴィンセント・ヴォラキア』
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第八章69 『許そう』



 銀の籠手が唸りを上げ、正面に立ち塞がる屍人の頭と胴を打ち砕く。

 屍人の体内には核虫がいて、それを潰さなくては頭や心臓を吹き飛ばしても致命傷にならない。――それなら、衝撃が全身に広がるように殴ればいい。


「こォだ!」


 今までは力任せに振り回した拳を当てるのが優先で、当てたあとの結果にまで意識を向けることはなかった。だが、その考えを改める。

 拳をぶち当てて生まれる衝撃の波が、相手の全身に伝播していくのを思い描く。そうすることで、拳の放ち方と、放った結果に変化が生じた。


「――ッ」


 ブルッと背中が震える手応えがあり、打たれた屍人の体が殴られた箇所に遅れ、その全身が一挙に砕けた塵になる。衝撃が体中に伝い、核虫を殺した証だ。

 一度掴んだそれを手放さないよう、群がってくる無数の屍人を拳で迎え撃った。

 一体、二体、三体と、加速度的に砕かれる屍人の数は増していく――。


「おい、ガキ! いい加減にしろ、キリがねえだろ!」


 踏みとどまり、屍人に拳を振るう背中に荒々しい声がかかる。

 立派な拵えの剣を手に、こちらが撃ち漏らした屍人に対処するハインケルは、髪も顔もボロボロにしながら懸命な抵抗を続けていた。

 その泣き言めいて裏返った声に、口の端を歪めてガーフィールは笑う。


 逃げたいなら逃げればいいものを、律儀にこの場に踏みとどまっているのだ。

 一人で逃げるよりガーフィールがいた方が安全と言い張っていたが、これだけ逼迫した状況でその主張がまだ生きるとは信じにくい。

 なにせここは――帝都の入口である大正門、そこから大挙して乗り込んでくる屍人の大軍を押しとどめる、帝都攻略の鍵を握る要所なのだから。


「どけねェよ。ここッを押さえとけねェと、大将たちの作戦の邪魔にならァ」


 故に、なんとしてもここを死守するのがガーフィールの務めだ。

 胸の前で拳を合わせ、そう意気込むガーフィールの答えにハインケルが舌打ちした。苦々しく渋い顔をした彼は、「だが……!」と声を怒らせ、


「お前の役目を果たすだけなら、もっと下がった方がやりやすいだろうが! ここに踏みとどまる理由なんか……その龍なんて放っておけ!」


 屍人を斬り払い、振りかざしたその剣先でハインケルが示すのは、ガーフィールと死闘を演じ、地面に横たわっている『雲龍』メゾレイアだ。

 立場上は屍人側だったはずのメゾレイアだが、屍人たちはああして倒れ伏した『雲龍』にも容赦なく敵意を向けていて、放置すれば『龍』の鱗は血に染まるだろう。


「できねェ!」


「なんでだ! 敵だろうが! 共食いさせとけばいい!」


「大将をガッカリッさせたくねェんだよ!」


 ガーフィールの子どものような答えに、ハインケルが顔を強張らせて絶句する。

 だが、掛け値なしの本音だ。スバルはこの戦いでも、犠牲者を少なく少なく、ゼロに近付けることを望んでいる。ガーフィールも、それを手伝いたい。

 それにまだ、『雲龍』メゾレイアと言葉らしい言葉を交わせていない。

 だから――、


「俺様ァどかねェ! かかってこいや、ゾンビ共!」


 大声で吠え猛り、ガーフィールが籠手同士を打ち合わせて大音を奏でる。

 それを聞いた屍人たちが、生命力に溢れる生者を狙ってここへ集まってくればいい。


「そォだ、それでいい。――強ェ奴全部、俺様のとこにこいッ!」


 そうして踏ん張れば踏ん張るほど、ガーフィールの大事な人たちが少しでも楽になるはずなのだから。


「……どうかしてるぜ」


 そのガーフィールの雄叫びを、ハインケルは表情を歪めながら聞いていた。――そうするハインケルの背後、倒れ伏す『雲龍』がわずかに身じろぎしたのに気付かずに。



                △▼△▼△▼△



 優しく寝台から抱き起こされたとき、これが最後なのだとマデリンは確信した。――そこに佇むバルロイの胸に、痛々しく大きな穴が開けられていたから。


 屍人の体だ。致命傷が単純な致命傷にならないことはマデリンも知っている。しかし、すぐに埋まるはずの傷が埋まっていないことに、バルロイの意思を感じてしまった。

 マデリンの良人――想い人は、今一度自分の手の届かないところへゆくのだと。雲を操る龍の子であるマデリンの届かぬ、雲上よりもはるかに遠い彼方へと。


「――すいやせん、マデリン」


 目尻を下げ、そう言ったバルロイにマデリンは微かに目を見張った。

 そのバルロイの表情が、屍人として再会する前の、生前の彼のそれと重なる。無論、その瞳は黒に金色を浮かべ、顔色は青白い屍人のままだ。

 それでも、刹那の命の熱が、バルロイの眼差しにも声にも、宿っているようで。

 あの、パルゾア山の頂へ、幾度もマデリンに会いにきてくれたときと同じようで。


 ――その熱を、彼に取り戻させたのが自分でないことが、心から悔しかった。


「――っ」


 無力感と不甲斐なさに声を詰まらせ、マデリンの金色の瞳が潤んだ。

 その、生きているのに弱々しい目をしたマデリンを、死者であるのに力のある目をしたバルロイが、同じ色をした瞳に映しながら、


「最後の最後まで、あっしは勝手だ。そのあっしの勝手で、マデリンをずいぶんと振り回しちまいやした」


 やることを定めて、別れを決めて、バルロイはマデリンの傍らに立っている。

 これは、その最初の切り出しなのだ。この切り出しのあとに続くのは、バルロイの謝罪や感謝の言葉だと、そうマデリンには察しがついてしまった。

 そう、察しがついてしまったから。


「やめる、っちゃ……」


「マデリン?」


「謝るとか、感謝とか、そういうこと全部、やめるっちゃ……!」


 歯の根を震わせ、瞳に浮かんだ涙を強引に蒸発させて、マデリンはそう訴える。

 半分、竜殻に繋がったままの意識が、マデリンの手足に力を込めさせない。だが、そんな理由を意思でねじ伏せて、マデリンは自分を抱き起こすバルロイの腕を掴んだ。

 彼の腕が、屍人の腕がひび割れ、潰れるほど強く、握りしめる。

 でも、それで伝えたいのは怒りとか憎しみとか、そういうものではない。ただただ、マデリンが抱いている、伝えたい意思だ。


「勝手だったって言うなら、バルロイが一番勝手だったのは、勝手にいなくなったことっちゃ。勝手に竜の巣にきて、勝手に竜の大事なモノになって、勝手にこなくなって勝手に死んで勝手にいなくなって……また、勝手にいなくなるつもりのことっちゃ……!」


「――――」


「もう十分、勝手はしたっちゃ。だったら……だったら! もう、勝手は許さないっちゃ……! バルロイの、別れとか感謝じゃなくて……竜の、話を聞くっちゃ……っ」


 腕を握り潰されながら、しかし、バルロイは黙ってマデリンを見つめた。

 そのバルロイの金瞳を、輝きの異なる同じ色で見つめ返し、マデリンは告げる。

 それは――、


「――バルロイは、竜を外に連れ出してくれたっちゃ」


「――っ」


 マデリンの言葉に、バルロイが目を見開いた。

 思いがけないことを伝えられ、面食らった様子のバルロイ。そんなバルロイの顔を、マデリンは初めて見た。たとえ屍人の顔でも、想い人の新しい顔が見られるのは嬉しい。

 その全部を、竜人の強靭な体の全てに焼き付けるよう、マデリンは続ける。


「竜は、外に出てきたっちゃ。バルロイが、竜にそうさせてくれたっちゃ。バルロイが竜を、空の下に連れ出してくれたっちゃ」


「――――」


「竜は、振り回されてなんてないっちゃ。竜がこうやって、山から下りれてこられたのも、こうやってまたバルロイと話せてるのも……全部、バルロイのおかげだっちゃ」


 選ぶのがもっと早かったら。そんな後悔はいくらでもある。

 もっと話して触れ合っておけば。そんな嘆きはいくらでもある。

 だとしても、選んだことも、話せたことも触れ合ったことも、一片も手放したくない。


「バルロイのくれたものの全部が……バルロイが、竜を外に連れ出してくれたっちゃ」


 バルロイが感謝と別れを告げにきた時間を、そんなことのためには使わせない。

 そんなどうでもいい話を聞くために、否定するために、バルロイとの残り少ない時間を使いたくない。残された時間が十秒なら、マデリンはその十秒を――、


「好きっちゃ。バルロイが竜の全部だっちゃ。バルロイより好きなモノなんて何にもないっちゃ。バルロイが、竜の、全てだっちゃ……」


「マデリン……」


「バルロイ、バルロイ、バルロイ……っ」


 ――残された十秒全部を、好きな人に好きだと伝えるために使う。


 応えてほしい。求めてほしい。相手にも自分と同じだけの熱量を抱いてほしい。

 そういう、愛情の煩わしい部分の全部を放り捨てて、マデリンは想いの塊になる。

 誰かがバルロイを貶めようと、バルロイ自身がそれを望もうと、マデリンは絶対にそれをさせない。させたくない。


 マデリンの、竜人としての命の全部で、バルロイ・テメグリフを想う。


「竜人の一生は、ニンゲンとは比べ物にならないぐらい長いっちゃ」


 その長い長い時間、ニンゲンと比べれば永劫とも思えるぐらいの長い時間を、マデリンは魂に刻み付けたバルロイを想って、生きる。

 それぐらいのものを残したのだと、バルロイ・テメグリフに伝え切る。


「――。どこがいいんでやしょうね。あっしみたいな惚れ甲斐のない男の」


 小さく、そう自嘲するようにバルロイが言うのに、マデリンは何も答えない。

 マデリンは彼の胸に額を当てて、自分の気持ちを表すのに忙しい。自分の魅力もわからないような男の答え探しなんて、自分で勝手にやってもらう。

 そのマデリンの意思が伝わったらしい。バルロイは長く、息を吐いた。

 そして――、


「忘れろったって忘れられるもんじゃない。ええ、それはあっしもよくよくわかってまさぁ。だから、忘れなくて構いやせん。ただ――」


「――――」


「幸せになりやさい、マデリン。あっしの愛する、可愛い竜の姫」


 マデリンは生まれて初めて、想い人にはっきり振られたのだった。



                △▼△▼△▼△



「――どうです、閣下? うちの妹分はなかなか大したもんでやしょう?」


 小気味よさを隠さないバルロイの一声に、砲台跡にいた全員の意識が引き付けられた。――否、全員ではない。一人、ミディアムを除いた全員だ。


『陽剣』を手にしたヴィンセントの手を押さえる彼女の度胸は頭抜けている。

 うっかり『陽剣』を握ろうものなら、資格のない存在は燃え上がる。あれは死と隣り合わせの嘆願だ。もっとも、それぐらいしないとヴィンセントはわからないだろう。

 自分の命が帝国で最も重要とわかった上で、自分の命の価値を帝国で最もわかっていない皇帝には。


「そや!」


 全員に右倣えしなかったミディアム、彼女は腰の裏の蛮刀を抜くと、それで台座の緑の輝き――モグロの魔核を器用に打ち、台座から跳ね上げた。

 くるくると回転するそれは緩やかな弧を描き、片手を上げたバルロイの手に収まる。その熱と重みを確かめて、バルロイはヴィンセントを見た。

 ヴィンセントは『陽剣』の剣先を下ろし、じっとバルロイと向かい合っている。


「――――」


 一瞬、ヴィンセントの黒瞳が複雑怪奇な色を織り成すのを目の当たりにし、バルロイはこの皇帝にはミディアムが必要だと思った。

 選択肢を絞り、選んだものを最善にするために背中を支え、隣で笑って未来を見てくれる存在が必要だ。――チシャを奪ったバルロイに、それを語る資格はないが。

 あるいはチシャ・ゴールドなら、屍人の身となったバルロイが抱く罪悪感さえ、計算してみせてもおかしいとは思わない。

 さすがにそれは考えすぎかと、そうバルロイは苦笑して、


「ミディ」


 バルロイの呼びかけに、意図を察したミディアムが小走りに駆け寄ってくる。そのミディアムの腕に、バルロイはずっと片腕に抱いていたマデリンを預けた。

 夢現の意識の最中、バルロイへの愛を伝え続けてくれた大事な竜人の女の子を。

 泣き疲れたように再び眠った、自分が永劫の傷となった女の子を。


「バル兄ぃ」


「なんでやしょ」


 マデリンの体を大事に受け取り、ミディアムがバルロイを間近に見る。それから、彼女はバルロイのよく知った顔で、太陽のように破顔した。


「頑張れ!」


「――。ええ、頑張りやす」


 屍人の体に満ちる活力なんて、誰が信じてくれようか。

 誰も信じないだろうそれに力をもらい、バルロイは勢いよく背を向ける。そうして、壁の崩壊した砲台の淵で待つ愛竜の背に跨り、翼を叩いた。

 瞬間、巻き起こる風がカリヨンを空へ押し上げ、一気に高度が上昇する。


 ぐんぐんぐんぐんと上昇し、バルロイとカリヨンは雲上へと勢いよく迫っていく。

 風の音が消えて、集中力という真空に包まれる飛翔の感覚だ。


「バルロイたち、二人だけ、違う。私、いる」


「ああ、そうでやしたね。これは失敬」


 握りしめた魔核――モグロからそんな抗議を受け、バルロイは苦笑した。

『鋼人』として『九神将』に名を連ね、その無機質な見た目や言動と裏腹に、モグロは律儀で物分かりがよく、おそらく優しかった。


「私、帝国の『ミーティア』。それ、私の造物目的」


「――造物目的」


 その理由を噛み砕いて伝えるモグロが選んだ言葉は、皮肉にもスピンクスがたびたび口にしたものと同じだった。

 造物目的を果たすため、帝国を滅ぼすスピンクスと帝国を守るモグロ。そして、そのどちらにも肩入れし、ふらふらといったりきたりする自分。


「なんで裏切った、バルロイ」


「くは」


 直球ど真ん中の問いかけに、モグロらしさしかないとバルロイは噴き出した。

 それが生前と死後、どちらの裏切りに対する問いかけなのか、あるいはモグロの中では二つに区別なんてないかもしれない。何なら、バルロイもその方がありがたい。

 生前も死後も、バルロイが帝国との敵対を選んだ理由は同じ。


「――大事な相手のためでさぁ」


 目の前に終わりが迫るからか、あるいはこの無機質な『ミーティア』を、付き合いやすい友人めいた何かだと思っていたからか、バルロイはそう口にした。

 たぶん、気持ちも乗せて言ったのは初めてで、誰にもそれをするつもりはなかった。


「――ッッ」


 その、バルロイの恥に思う感情が伝わったのか、空へ羽ばたくカリヨンがこちらを窺うのに頷きを返す。『飛竜乗り』の特性上、カリヨンだけだ。――否、どうやらミディアムにも見抜かれていたようだが、とにかく秘めていたものだ。

 それを明かされ、モグロもたまったものではないだろうと思うが――、


「そうか。わかった。私たち、同じ。――大事な相手、そのため」


「――――」


「バルロイ、私、お前、許そう」


 無機質な、それでも寄り添おうとするモグロの赦しが、バルロイの頬を硬くした。

 そのバルロイの頬に屍人でない生者の色が宿り、瞳が黒に金色を浮かべたものと異なる本来の瞬きを取り戻す。――それはバルロイ・テメグリフの、最期の輝き。


「感謝しやす、モグロ」


 生者と遜色のない死者として、そう告げたバルロイが空を仰ぐ。

 ぐんぐんとなおも加速するバルロイたちが雲を貫く。その、貫かれる雲がまるで意思を持ったように渦を巻き、疾空するこちらの周囲を包み込み始めた。

 握り潰すためではないそれを、バルロイは昔、パルゾア山の頂で見た。これは、雲の中のものを外に出さないための龍の巣――。


「――――」


 バルロイの脳裏に、たくさんの顔が浮かんだ。

 ヴィンセント、『九神将』、マデリン、セリーナ、ミディアム、フロップ、マイルズ。

 バルロイの生きた証、バルロイの生きた意味。

 それを全部、愛竜たるカリヨンと共に抱えて――、


「――浮き沈みの激しい人生でやしたが、悪くはありやせんでした」


「――ッッ」


 なんて、末期の言葉さえ中途半端に振り切れなくて、愛竜からのお叱りを受ける始末なのが締まらない我が身だった。



                △▼△▼△▼△



 瞬間、竜爪を地面に突き立てて、倒れていた体が勢いよく起こされる。すぐ傍の赤毛の男が「うおお!?」と悲鳴を上げて尻餅をつくが、意に介さない。

 そんな些事よりも、今は――。


『バルロイ――ッ』


 殴られた衝撃が大きすぎて、とても立ち上がれない。だが、立ち上がらなくていい。必要なのは立ち上がる力ではなく、天上の存在としての力。

 その長い髭を震わせ、鋭い眼に力を込めて、水晶宮の真上の空へと意識を集中する。真っ直ぐに伸び上がっていく輝きが、空に緑色の光の線を引いていく。その光の線のてっぺん、昇り続けるそこに大事な人がいる。


 その意を、覚悟を、決意を、勝手を、許す。


『――――ッ』


 巨体から迸る力が天に干渉し、水晶宮の空を雲が渦巻き始める。それは緑の光を渦の内に迎え入れると、その厚みを急激に増し、渦の回転も加速する。

 そうして『雲龍』メゾレイアは――マデリンは力を振り絞って。


『――ぁ』


 瞬間、わっと世界が瞬いて、渦巻く雲が内側から引き裂かれていった。

 それが何を意味し、何が世界から失われ、何が自分から遠ざかっていったのか、それをはっきりと、苦しいぐらい痛感して。


『あ、ああ、ああぁ、あああああ――ッ!!』


 雲が散り散りになった空を仰ぎ、もう残滓すらない想い人を思い、『雲龍』の大きな口と太い首で、マデリンは憚らずに泣き出した。


 ――恋に破れた龍の乙女は、憎らしいぐらいの晴れ空の下、泣き続けた。


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[気になる点] 「――大事な相手もためでさぁ」 多分ここ誤字
[一言] いや、はよ死ねよマデリン
[一言] 八章そろそろ終わりそう しかしまだあいつがきっと出てくる
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